榛名山二ツ岳 (Futatudake in Mt.Haruna)


 二ツ岳は榛名山の一峰で、6世紀後半に起きた火山活動によって形成された溶岩ドームである。榛名山では最も新しい火山活動である。風穴は北側の登山道入り口に存在する。2001年11月6日撮影
榛名山の一峰 二ッ岳
二ッ岳の風穴は正式には鷲ノ巣風穴と言うようです。写真は徒歩道入り口です。この入り口は二ッ岳登山道にも なっています。
風穴は二ッ岳登山道1合目にあたります。冷蔵庫があります。
冷蔵庫内部です。
説明板です。二ッ岳の火山活動は雲仙岳の溶岩ドーム形成に似ている考えら れます。硫気孔であったかどうかは疑問です。周囲に硫気物は見られません。
登山道山頂よりにあった貯蔵庫の跡です。昔は小屋が立てられており、その中 で養蚕の種や栗などを保管されていました。
その脇にあった説明版です。風穴周辺の昔の様子を教えてくれます。
二ッ岳の最高地点、雄山山頂まで登りました。榛名小富士、榛名湖が眺望でき ます。
雄山山頂部にある岩山からの眺望です。相馬岳(中央)と榛名小富士(右)が 望めます。
相馬岳の手前の崖は火口壁で、二ッ岳を形成する火山活動の直前に起きた 大規模な水蒸気爆発の産物と考えられています。
同じく岩山より赤城山を望みます。赤城山の裾野は広く実に雄大な火山です。